「amazarashiの世界感は言葉が絶妙で人生変わる」

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 私は、未来や将来に希望なんて存在しない。世の中や命に、生かされていると思っています。みんながきらきらしたInstagramを投稿する中で、私は独り呼吸をするのに一生懸命でした。
それでも存在意義を認めてくれた。今、独りでつらい、生きることを頑張っているあなたにはamazarashiの世界を知ってもらいたい。

 amazarasi情報


 青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンド。日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところを表現したいことから名づけられたこのバンドは、「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持もつ。前編スクリーンをステージ前に張ったままタイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開する。3DCGアニメーションを使ったMVは文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞するなど国内外で高く評価されている。また、リリースされるCDには楽曲と同タイトルの詩が付属されている。

Twitter:https://twitter.com/amazarashi_bot

Facebook:http://www.facebook.com/amazarashiofficial

上記 公式サイトより


 公には顔を隠して活動するスタンスが、より詩の世界感を濃く浮かび上がらせる。またプロモーションビデオにも濃いメッセージが込められており、自分の置かれている立場によって目線とらえ方は異なるが、それぞれの心に突き刺さるような映像。一度見た者を中毒化させるような要素がある。

こころに刺さった歌詞


歌手:amazarashi作詞作曲:秋田ひろむ

「ジュブナイル」

「君が君を嫌いな理由を 背負った君のまま 成し遂げなくちゃ駄目だ 僕は称える 君等のジュブナイル 向こう見ずだっていい 物語は始まったばかりだ」

 私は自分が嫌いで、自信なくて何をするにもうまく出来ないから、そんな自分がまた嫌になって、負のサイクルから出られなかった。周りからは「あなたならできるよ」ってかけてくれた、優しい言葉でさえも虚しい。でもそんな自分を嫌いなら嫌いで良くって、無理に受け入れる必要はない。そんな自分でいいんだと、この歌詞はそんな自分を受け入れて肯定してくれる。自分のまだ人生は始まったばかりで、ここからが、今からがスタートなんだって思わせてくれた。

 

「君が君でいられる理由が なくしちゃいけない 唯一存在意義なんだ」

 どんな事をしても自分であるということ、これだけで自分は存在意義になれるのだ。この歌詞は歌の最後に来ます。自分が嫌で、存在意義すらもないと思い込んでいるあなたでさえも「存在意義が見つけられない私」が存在意義になれる。少し哲学的な考え方だけど、心に刺さります。

 

「もう一度」

「敗北 挫折 絶望が ラスボスじゃねぇ」

これは言葉通りの解釈をしたがまっすぐ心に突き刺さった。「敗北」「挫折」「絶望」が自分のラストじゃない。その先もまだ未来はあって、これだけでは終わらない終われないのだと実感した。

 


「もう一度 駄目な僕が 駄目な魂を 駄目なりに燃やして描く未来が 本当に駄目な訳ないよ」

 自己肯定感の弱い私は自分が駄目な人間で、才能も何一つない。そんな自分が精一杯努力した未来なら悪くはないのかも、と思わせてくれた。「駄目なわけないよ」と似たような言葉は周りから聞くけど実際に本当に苦しいときに言われることって少ない。だからこの歌詞は本当に駄目なことはないから、もう一度だけ傷つきながらも立ち上がってみなよ。という解釈をした。

 

個人的オススメ3曲 

  • 定番系

1「季節は次々死んでいく」…アニメ「東京馬喰種√A」のエンディングテーマに使用されたこともあり一番の定番ソングではないでしょうか。またPVも特徴的でインパクトのあるPVと優しめなメロディーが特徴。

2「空に歌えば」     …アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマで広く知れ渡っている。少しアップテンポな楽曲でアニメひ書き下ろししたためアニソン感が強く万人うけしやすい

3「リビングデッド」   …amazarashiのなかで大きく見ると現在2番目に新しい。世界感もこれぞamazarashiというような楽曲である。 

  • ちょっと音楽ツウな人向け

1「自虐家のアリー」  …「季節は次々死んでいく」のカップリング曲で虐待を受けているアリー様子が歌詞から鮮明に描写できる。愛されたかったという少女アリーを思い浮かべると目が潤む。

2「無題」       …捉え方がとても様々なが楽曲。画家の彼とその彼女が登場人物で、彼はいつも自分のことを描き、日々変化する価値や思考を彼女で表していると感じた。

3「エンディングテーマ」…命の死に優しい気持ちで迎えられる楽曲。PVのながで様々な人が人生のその時その時を書き出していきます。PVも併せて知ってほしい。ほっこりする。

 

こんな人に聞いてほしい

希望が存在しなくて自分一人で孤独な人へ

つらくてどうしようもなくて、もがいて苦しい人へ

周囲の反応に怯え自分に制限をかけてる人へ

助け人を求める人も見あたらない、どうしていいかわからない人へ

認めて欲しい、現状を共感してほしい人へ自分の存在意義を探している人へ

 

 あなたの気持ちを汲み取ってくれる楽曲がamazarashiには絶対ある。冒頭で伝えたように私は未来や将来に希望なんて存在しない。死にたいけど死ねずに、世の中や命に、生かされているからだと思っている。でもそれでいいの。今、そう思っているならそれがいいと、amazarashiは肯定してくれる。つらい現実を汲み取ってくれる。だから独り呼吸をするのに一生懸命でもいいと思えたとき私は変わったのだ。

 

ファンが共感しあう

 主にYouTubeのコメント欄ではありますが、低評価ボタンを押される割合がとても低い。むしろ曲に励され各々の暗い過去が話しやすい空気になっている。
こんなにつらい過去を話せるコメント欄をもつバンドは他にないくらい。他の人のつらい過去を聞くことで自分なんかまだまだ手直しできそうだな。と思わせてくれると思う。自分の気持ちをわかって、汲み取って応援してくれる人が多く共感しあえるのだ。

 

だから好きになる

  まさに詩人というべき作詞の秋田ひろむさんの繊細で明確な言葉の描写。現実の奥底の人間の欲や希望、失望を書き出したような表現。見入ってしまう独特で中毒性のあるPVを、言葉と共に乗せた音楽に魅了されてください。

 

 

 

Mizu

 

 

 

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